Nov 14, 2012

Self-affirmation


わたしは、性善説を固く信じてるお花畑でめでたい人間で、世の中でわたしはそうあっていい、わたしはそれでちょうどいい!くらいに思ってるんだけど、で、そんなわたしの信念は絶対守られていなければならない!と、おもってるんだけど、そこを貫こうとすると、大変なんだなぁ…
なんでだろう…
でもわたしは正論をいいつづけて、あと、たくさんの情報を集めてそれで自分で判断を下すっていう、ものごとを大局で見るっていう、市民性を高く持とう!
とおもう。
昼休みに、ともだちから、会社の派遣社員が自殺したってラインがきて、わたしも今週
「この仕事してて自殺する人よくいるけど(なんの仕事だっているけど)、このいまの状況で逃げ場がなくなり、すべての人に否定され裏切られたとき、人は自殺するんだろうなー」
とおもったばかりだったのでドキっとした。

わたしは自己肯定感が無駄に高いので(さいきん人に言われて気づいたけどほんとにそうだとおもう。ちなみに、self-esteem自信・自尊心と、self-affirmation自己肯定感は別物と捉えている)、そうなる前にどうにかするが、前にわたしの大学のシンポジウムで定時制高校の先生がしてた話なんだけど、
定時制高校にいる、いろんな人がもちろんいるけど中でも挫折感でいっぱいの荒れている子は、自己肯定感が低く、自殺する子が多いんだって。売春とかする子も自己肯定感が低いことが非常に多いそうだ。自分を大事にできないってことだもんな…。わたしが行くようなシンポジウムなのでもちろん市民性教育がらみなんだけど、だから、市民性教育に取り組んで、自己肯定感を、すこしでも上げる取り組みを行っている…みたいな感じだったけど、わたしが得た1番の収穫は、"子どもは自己肯定感が低いと最悪の結果自殺する"というこのピースだった。まあよくかんがえればそれはそうだろうけど、はじめて知ったし、はっ!となった。

わたしの大好きな元院生ちゃんのはるちゃんは今アメリカにいて、はるちゃんと、アメリカの学校と日本の学校でなんかしたいね、と打ち合わせしてちょっとずつ取り組んでるんだけど、
わたしが最初にどうしても譲れなかったのは、交流しました、へー、そうなんだおわり。ってなるのが嫌だと。

日本の国際理解教育でありがちな、インドではカレーをたべます。こんな服を来ます。へー。おわり。という教養型に留まるのは、わたしとはるちゃんにとっては受け入れ難いことで、そこから何を自分で考えるのか、知る前と知ったあとでそのことに対する自分の考えがどうかわったのか自覚する、そこまでもっていかないとやる意義が感じられない。だけど、やっぱり、日本ってこうですよ、アメリカはこうです。へー。という落としどころのものしか、限られた時間とお金、環境の中ではできない。
その壁にぶつかってわたしが、
萌えない、こういうのは…
やる気でない…
意味あるのこれ…
ってなってたときに、はるちゃんが、
意味はある。
自分を誰かに知ってもらうこと自体が、すごく本人にとって自信になり変化は起こっているはず
みたいなことを言ったの。

で、"結局なんだかんだ言っても、わたしたちって自分大好きじゃないですか。だけどそうじゃない人もいる。"と。

つまり、結局のところ、自己肯定感が非常に高い、なんだかんだ自分が大好きなわたしやはるちゃんは、定時制高校の先生が語ったような自己肯定感が低く、荒れて、最終的に自殺してしまうような子たちと正反対の位置にいるから、その感覚がわからなかったのだ。

はるちゃんのこの言葉が、その前の定時制と繋がって、わたしのなかにすごく"入って"、やる気がでて、さっそく、毎日昼休みに少しずつ、教え子と作業をすすめ、わたしが協力しながらも、子どもが自己紹介シートを作り上げた。

子どもは、下書き中、こう書いたら相手がこう思うんじゃないかなぁとか、この部分、質問攻めになっちゃってるけどうざくない?
と言った。
これってりっぱな他者理解じゃないか!アメリカ人とお手紙のやりとりしてだからなんなのよ…と思っていたのは大間違いだった。さっそくはるちゃんに子どもがこう言ってたとラインで報告すると、

それまさに他者理解じゃないですか!!

と、喜んでくれた。ああ、この、同じ問題を考え同じ釜の飯を食った学友ならではのツーカーぶりときたら…

わたしが口をだしたりしたものの、その意見を自分の中で子どもは咀嚼して、たとえば、明るく楽しいかんじにしたいから、写真とかプリクラたくさん貼ったりしようよ~便箋じゃなくて色画用紙にしない?
といえば、自分はデザインとかのセンスないから、○○(イラストとかが得意な子)に頼む。といって別の子を連れてきた。
プリクラを貼ろうというわたしの提案には、わざわざあたらしくとってきて、落書きで英語やアメリカの国旗を書いたものを準備してきた。

で、いまできるなかでは最高のものができたので、わたしが感動したことを本人に改めて全部説明して思いっきり絶賛したらすごく喜んでいた。(作品ができてわたしに持ってきたとき、わたしが取り込み中で、他の人に渡してもらったのだが、その、わたしに持ってきてくれた人が"すぐ見てほめてほしくて今もってきたのに"って言ってましたよwと言っていたので次の日朝イチでほめに走った)

わたしの中ではこの時点で、もう、意義を100%達成している。(交流がはじまるのはこれからだが)
思い込みにとらわれてわかんないことってあるんだな~それは、定時制高校の先生の話とはるちゃんの言葉なしじゃ絶対気づけなかったことなので、(たぶんこのふたつがなければ、「子どもにとって英語学習のモチベーションがあがる」意義しか見出せなかっただろう、それはそれで必要だが、厳密には、"国際交流"を通じてわたしが本当にやらせたいことではない)

話し変わって、ガッツの残留が決まった!!よかったー!なかばあきらめてたよ、マイナス思考だから(自己肯定感とマイナス思考は別物と捉えている)
岡崎川相のスイッチは前情報のとおりで、辰っちゃんも続投、いうことなし。辰と岡崎さんが離れるのはやだけど。
上田さんがいないのはショックだけど、あんないい人を球団が手放すはずもなく、球団のべつの仕事になるんだろうな。で、上田さんのところに、福王さん。尾花さんが二軍のヘッド的なところにおさまった。
今年ほど行かないとおもうけど、開幕が楽しみ~。

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