上昇志向はかねてよりなかったが、最近、もっともっと下に行きたい欲が止められない。
「下」って定義がちょっと、言葉にすると嫌らしくていやだな、べつに学力が上だからといって、偉いわけでもない。自分ではどうにもできなかった環境のために学力が伸びないこともある、知性も生きる力もあるのに字が読めない人は世界中いくらでもいる。
世界の識字率のこと知ったときは驚いたものだ。
うすうす気づいてはいたけど、トルコで、大人に読み書きを教えてる南アフリカの先生に会って、話をきいてあらためて衝撃を受けた。
なので、その後東京で、どう見ても聞いても日本で生まれ育った日本語母語話者に、自分は字が読めないし書けない(目とか手とか腕とかの身体的な問題ではない)と言われたときもそれほど驚かなかった。
(いや、日本ってことで驚いたか。驚いたな。でも、そのこと自体はあって不思議はないと思った)
少年刑務所に行くにはどうしたらいいんだろ、みんな、定年した元校長とか、ボランティアなの?仕事にはできないんだろうか…
それも老後のプランにするしかないのか…
前に外国人受刑者の通訳をしたいって子がいて、でもほんとに時給が安くて暮らしていけないからあきらめたって言ってた。
やりたい仕事は、安い。か、無給。そういうもんなのか、安くてもやりたい人がいるんだもんね…。
アスランちゃんはわたしが家にいるときは常にわたしにくっついて、すきあらば顔を舐めようとする(なんでこのねこはそんなに顔が好きなんだろう)のの攻防戦なのだが、きょうはドラえもんみたいに押し入れで寝てる。わたしがいるときはめったにそんなとこにいない。前にワクチン打って熱だして、押入れに一晩こもって一緒に寝てくれなかった日があったから、具合悪いのかと思って心配になって呼んだら来て、元気だった。
また、ベッドをでていこうとするので、なんでー?と言ったら、振り返って、にゃおーん(水飲むだけだよ)と行って水飲んで帰ってきた。
甘えるとき、なでろ遊べかまえ要求するとき、起きろコールするとき、非難するとき、のほかにもいろいろ豊かに鳴き方があっておもしろい。
No comments:
Post a Comment