Dec 8, 2010

CALP

テキサスバーガー
うまし



カミンズの、カルプとビクス、どっちがどっちだっけ。すぐ忘れちゃう と思っている人が偶然このBlogを見る確率はほぼないと思うのですが、カルプが学習言語です。AのAcademicが入っているほう、って覚えるとわすれないよ。

学習言語と生活言語にはへだたりがあり、日本語母語話者ではない子どもが、休み時間に友だちとペラペラ喋っていたからといって、「もう日本語ペラペラだ。大丈夫だわ」と思うのは間違いで、ただしくは、「もう生活言語はペラペラだ。あとは学習言語の習得だわ。」ということなのです。
母語を使うときには、ほとんど意識しないけど、書き言葉と話し言葉の変換や、音読み訓読みや、鍵カッコとかの文章作法や、母語話者なら言語直観が働いてある程度想像で補える進出単語など、これらを言語直観のない非母語話者がマスターするのは、けっこうたいへんだとおもいます。

わたしは、第二言語で教育をうけたとき、はじめに感覚で覚えた言葉は、アサイメント(ホームワークって言わない) 、エイトリアム(エントランスホールの吹き抜け)、アーリーディスミッサル(早く学校が終わる日。日本でいうと短縮授業の日みたいな感じで、解放感がある) あと、小学校にボランティアにいってて、そこではじめてsyllable を知ったときのことが印象深い。日本では漢字書き取りの書き順をやるような感じで、ひたすらシラブルを覚える授業があるの。

教科特有の単語は、理科を取っていて、大脳小脳、心房、横隔膜などをひたすら辞書をひいて覚え。(なんどもいうけど電子辞書がまだ珍しい時代で、日本から送ってもらうまで半年くらい、ライトハウスの紙の辞書を
一日百回以上、指紋がなくなるくらいひいた) あと社会、家庭科、美術、体育、国語、会計をとったのでそれぞれの教科用語。

日本に帰る直前ごろ、親に電話して日本語につまることが多く、英語でケンカもできた。
日本語がでてこなくて自分で驚いたあと、テレビをみて、テレビのニュースはわからない。全部を理解できない。はじめて喋る人の言ってることもわからず、すぐに家族やともだちに通訳を求めていた。(英語を英語に通訳) こういったことが我ながらとても不思議だった。で、わたしはネイティブにはなれない。英語上達したけど、今があたま打ち、これが限界だ、と思った。人生の中で数少ない、印象深い悟りの瞬間だった。で、もちろんそれはただしかった。

今思うと、まさに、あの時ビクスとカルプの狭間にいたんだと思う。

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