Jun 14, 2016

correct sentences

桑田さんのコメント力にはいつも脱帽ですが、昔からこんなに余計なことを言わずに(これがいちばん難しいんだよ)豊かな表現ができる人だっけ。
現役のころのヒーロインタビューとかどうだったっけ…ちょっと昔過ぎて、どうしても思い出せない。
もしかしたら、メジャーにいってアメリカで暮らして、ちゃんと英語勉強したのではないか?
母語以外の言語をやると、なぜか母語能力が伸びるんですよ。
ルー大柴喋りの、しかも常に係り受けとかがおかしいこのわたしが言っても、信じてもらえないと思うが、帰国してすぐうけた模試で、なぜか現代文の偏差値が70近くあって、担任が、
"やっぱり英語を喋るようになるとこくごもできるようになるな。" (わたしの担任は代々英語科教員)
と、深い確信を持って言ったのを覚えている。(わたしの高校は偏差値55。とんでもないバカではないが、お勉強ができるわけでもない層)
桑田さんの豊かな表現や、失敗しないコメント生成能力は、言語の勉強をしたからではないか。
という仮説ですが、いや、待てよ。
桑田さんがメジャーに行く前、巨人を退団したとき、たしか本の街神保町のフリーペーパーに弁護士だか医者だかが
"桑田は、同じようなことしか言わない他の筋肉バカの野球選手と違って、自分の言葉で話すから好きだ" みたいなこと書いてた。(野球にそれほど興味なくても、桑田だけは好きという大人の男性は多い)
てことは渡米する前じゃんね。
PL学園で寮生活してて、高卒で野球選手になって、いつ、ああいう能力が芽生えたんだろう
(野球部のやつらが勉強などしているはずがないという、これは、まぎれもない、偏見)
あ、そうそう退団の日に新聞にのってた桑田からわたし(たち)への手紙"友へ。" 友よ。だったかな。あれも人が読んでるのを後ろから覗き読みして全俺が泣いたね。てことは巨人にいるときから、泣かせる書き手だったということだ。

解説者でも、狙ったわけでもないのに、たまに、それ以上の解説、説明って存在しないわ!とびっくりするような表現をする人がいるが、多分、豊かな表現は同じある特定の人たちによるものだろう。
オリジナル表現グループの人はそのグループにずっといて、どこかで聞いたようことしか産出しないグループの人はずっとそのグループにいる。

また桑田さんがときめくコメント出したときにまたこのことについて考えようっと。
今日はもういい。



来週の馬鹿力で桑田さんのこと話してくれるといいなー

No comments:

Post a Comment