Jul 7, 2016

three black skirts

という本があって、中学…いや高校?とにかく若いころに、たぶん銀座の洋書イエナのワゴンセール(田舎者の子どもにとって洋書屋のワゴンセールほどときめくものはなかった)で買った、若い女性むきのセルフヘルプ本(バカバカしくも深い)、ずーーーっとつらいときにめくる大切にしてきた本。


そろそろ、年齢的に、起こる辛いことの質が変わってきたことを肌で感じるので、また、ディケードレベルで愛読できる本が欲しいな。

あと、何度も捨てては買い直している、サラ ヴァン ブラナック"シンプルな豊かさ"。名著。

まあ、トータルでみてて、わたしの人生迷走してない時がないようなもんだけど、20代、特に迷走してたときに、時間も車もあったから、やたらと、ドライブしては、あちこちで本当にやたらと本を読んでいた。
(学生として読む系統だった専門の本とは完全に別で、例えば高校の倫理の資料集とか、赤毛のアンのスピンオフにハマったり、欲望の赴くままに読んでいた)

今ちょっとそんな時期がまた来たかなと思うが、生活に追われて、心の中は心配事だらけで本の森の中へどっぷり沈む気にならない。

夢中で本が読めるっていう、その環境ってありがたいことだしこの上なく幸せなことだと思う。
 

とかいいつつ、読書ノートつけはじめたり。
ヨーガの極意。
もともと、ヨガは好きじゃなかった。スポクラ系のフィットネス感覚のヨガしか知らなかったし、自分に酔ったような自分語り(ジャパニーズヒップホップ的な薄っぺらいマシンガン感謝とか延々としてる)の講師とかのイメージで、好きになれなかったけど、業界が成熟してきたのか、最近会う先生は素敵な人ばかりで、ヨガ観が変わった。

で、"ヨーガの極意"。これ面白い。学者の人が(この著者の方がどんな人か存じ上げないが)、思いっきり研究を極めたことによって、なんか語りが妙に冷めて、一歩引いてみてる感じがでてくるじゃないですか。
こういうのは現実味がありません、たとえば、幻覚は酸欠になったから見たんでしょうとか。
だけど、そんな人が言う、
でも不思議なことってあるんですよねー話は特に価値が高くて面白い。

本読んでヨガいってもっと内観する時間持とう。
昨日今日と、ふとご褒美のようなあいた時間があったのでやろうやろうと思いつつやらなくても自分以外の誰にも迷惑かからないのでできなかったことするのに、重要書類ぶっこみボックスの封印をといてたら、昔の職場でうけた健康診断がでてきて、いろいろおどろき。本当に自分の体に無頓着だったんだなぁこれまで…と軽く反省した。
わたしは自分を甘やかすだけでちっとも労っていない。
ちょっと考えよう。
海に行こ。大事なことを考えるときにはウォーターフロントが必要だ。
や、とりあえず二子玉の多摩川でもいい。

 


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