きょうのわたしのかっこ
グレーのワンピース
グレーのレギンス
グレーのレッグウォーマー
グレーのボア付きクロックス
(まーったくの無意識にこうなった)
ピーコ、わたしを一目みて
"なんでそんなあたまからつま先まで全身グレーなわけ…"
わたし"わたしの人生、灰色だからだよ…"
"それ自分で言うなし!!笑"
昨年の10月ごろ、教え子が自己紹介シートを手作りしてアメリカのはるちゃんに送った。
で、冬休みに、「わたしの一日」「日本のクリスマス&お正月」のテーマで写真と簡単なコメントつけて写真日記みたいのを作って(これもわたしがちょっと入れ知恵しただけで、予想をはるかに超える素晴らしいものがあがってきた!)、はるちゃんがそれを教材にアメリカの高校でプレゼンして、生徒たちから感想とお手紙が届いた。
それを教材にわたしも日本で授業。
まあー、こっちの写真日記も、はるちゃんが作ったアメリカ用パワポも、感想のお手紙も、すごくよくて(もちろん、載せられないが)、普段、職員室では常に息を殺して死んだ目をして出来るだけ人とかかわらないようにしている(授業は明るくやってるけど…)わたしだが、テンションがあがって、いろんな同僚や先輩に自慢した。
(「市販の教材にできるレベルですよ!」とか言われて喜ぶ)
アメリカの高校生(田舎)からの手紙でさ、スラングを山ほど教えてくれてる子とか、一番近いスーパーまで車で30分かかる、早く高校卒業して都会へ行きたい、近くのモールはあまり服がないから、おかあさんと90km離れたモールにいく、放課後は親友とYouTubeみたり、バカみたいなことするのが好き、この間は着る毛布を被ってでんぐり返りしてひたすら笑ってた。クレージーでしょ?
とか、書いてあって、ああーーわたしも北米の田舎の高校生だったから、90km離れたモールに連れてってもらうのがなによりも楽しみだったこと、20ドル持ってボディショップでグレープフルーツの香りの石鹸買って…HMVで視聴して…GAPでTシャツ買って…フードコートのチャイニーズでブラウンヌードル食べて…って、それが夢のような時間だったの思い出して胸がいっぱいになった。(「モールは、ティーンの夢の国♥」って書いてる子いた。ま、さ、に!!)
あとスラングも、いろんな子に教わったなぁ…
これは親とか先生の前ではぜーったい使っちゃいけない言葉よ♥って…
そして、授業でみんなでアメリカからのお手紙を回し読みしてたら、4月からいままで一度たりともわたしに口を開いたことがなかった子( 真面目にノートとかとるけど、ひたすら静か)がはじめて喋った。
「(最初アメリカに来たときは)英語が喋れなかった(から、他言語を勉強する大変さわかる、という内容)って書いてあるけど、この子外国人なの?」
って。
これ幸いと、移民のこととかをちょっと説明できた。わたしはしょっちゅう自分の専門の、多文化社会(と移民)のこと子どもに話してるけど、こうやって実際のものがここにあって、その上で説明すると、より入っていくだろうから、よかったなー。
つーかこの子はじめて、わたしに話しかけてくれたよぉーーーー。と、しばし、ジーンとした。
そして、わたしは人生ではるこに会えたことがほんとにラッキーだ。
彼女はむこうで授業をしてみての感想をわたしあてにわたしレベルで、生徒あてに生徒レベルで書いてきてくれて、それもまぁすばらしく、生徒あてのほうも教材にした。これの反応もとても良く、あっというまに子どもたちのハートをつかんでいた。
(わたしなど、一年かかったって服を突っ込まれるだけの存在だというのに…まあいいけど…)
この、授業になった子への(アメリカの学校で授業になって、さらに、お返事もらっての)インパクトはそれは大きいものだが、クラスメイトや他の学年に与える影響も大きくて、あーきょうのバーンキラオは格別に美味しかった!(バーンはいつでも美味しいけど)
しかも、この子、やはりティーンだしと思って、
「パパとかおうちとかも写ってるから、他の子に見せたくないスライドがあったら言って?抜くから。」
と言っても
「えー?別にいいよぉー。気にしない」
とおおらかで、まったくもー、いい子なのよ。助かるわ…
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