Jun 4, 2013

Ghost World

レコード屋でバイトする文学少女(フィッシュマンズと岡崎京子命)が、完全にスルーしていた日本のポップスは、オケがホープレスにださいだけで、実は、実に、味のあるものだったのではないか。
マッキーやドリカムを、Asa-chang周辺みたいな、あるいは、リトルテンポ(すみません・・・)みたいな人がやってたとすると・・・
そういえば、うただちゃんは大好きでよく車で聞いていたが、友達と
「バックの音はなんとかならないのか」
「こんな天才なのに、後ろが安っぽすぎる」
みたいな話は、してたな。

いや、なんでもないです。
わたしも年をとったなって話。

でも、球場とか、練習場にいるときのわたしは、完全に、いまでも、イーニドのまま。
選手を見学(何を「学」するのか・・・?)するのと同じくらいのエネルギーを使って、周辺に集まる奇人・変人(自分もそのカテゴリに含まれることは言うまでもないが)をウォッチ。
噂話と悪口しか言わない。

ゴーストワールドの普遍性よ・・・
すばらしい漫画、すばらしい映画である・・・

映画はほんとに見ないんだけど
ゴーストワールドはわたしの人生ベスト映画。

ガレージセールしてたイーニドが客に
「これいくら?」
「・・・・。300ドル・・・」
「えっ、こんなのが?!」
「処女を喪失してたときに着てたワンピなのよ」

事故で障害を負った、卒業生総代のスピーチ中に
「ご立派になっちゃって」
「(事故にあう前は)ヤク中のDQNだったくせに」

5億点だろ。

SATCもそうだけど、友達とカフェで喋ってるみたいなシーンの比重が多ければおおいほど好みだ。

 

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