Sep 12, 2011

Day5

こちらでお世話になっている先生の授業の簡単なアシスタント。学部2年生

↓ 図書館の片隅で古くなった本やVHSやDVDを1ドル~2ドルで売っていたので購入。
もっとずっと図書館にいたかったな~
ところで、こっちの大学の生協にも行きましたが、教科書がかなり高かった。普通に100ドルとかする。なので、新品とUSEDが一緒に売ってるんだけど、USEDでもけっこう高い。





ビーチになぜかみかんが落ちてた









911から10年。911が起きて、アメリカに住むアラブ・イスラム系の人は差別や偏見の目にさらされて、さぞ肩身が狭かったことは考えなくてもわかりますし、それは、まさに、パールハーバーのときの、日系移民のそれと一緒ですよね。歴史は繰り返すって本当ですね。
テロ警戒のために、空港のチェックもすごく厳しくなって、カッターもはさみも飛行機に持ち込めなくなりました。(911の犯人はカッターナイフで乗客を脅した)そんな中、当時、運輸局の偉い人だった日系2世のノーマン・ミネタさんは、空港のチェックで、人種(アラブ・イスラム系)に対する選別・差別を一切禁止しました。いろいろ言われたと思いますが、ミネタさんはかたくなにこの姿勢をつらぬいて、何が起きたかというと・・・、ここからが歴史を繰り返すにまかせなかった人間の叡知って感じですばらしいんですが、簡単にいうと、テロ組織はアメリカにいるアラブ・イスラム系の人たちも自分たちの計画に協力してほしかったのだが、ミネタさんたちの行動はそれを未然に防いだのです。無駄に人種を対立させても起きるのは悲劇だけで、それを日系人は経験からよーく知っていたんですね。いま日系人はミネタさんを2世のヒーローとして誇りにおもっているそうです。
そんな記念すべき日に、地元のラジオに出させてもらいました。所属と名前をいって簡単な質問に答えただけですけど、特別な日に特別な経験となりました。
http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/shiryou/soukyoku/2011/06/007.pdf

(↑ これ見たいわ)
それからお寺を見学し・・・モロ、教会の日曜日礼拝のお寺バージョンという感じで、オルガンをひいて賛美歌みたいな仏様の歌(英語、日本語半々)を歌っていたり、お坊さんの説教も、見た目は日本人だけど、レイを首にかけたお坊さんが、ジョークまじえながらのお説教なんです。おもしろかった・・・最後はゲストで見学にきている私に「オツカレサマデース!!」とウインクして去っていきました。英語母語の人の「ナムアミダブツ」はなんか別の言語のようです。
それから、学校でやる「ザ・日系移民」!(官約移民、さとうきび畑、442部隊、写真花嫁・・・)という感じのおじいさんをインタビューしたり、ビーチにいったり。今日も、夕方になると朝が遠い昔のことのように思える、教育実習にいってたときのような充実の一日でした。日本でも日々こういう暮らしができるようにがんばろう・・・

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