Oct 13, 2010

Japanese-Americans

日本人がアメリカで強制収容所に入れられてたことがあるなんて知らなかったのでびっくりした。
キング牧師とかの黒人解放運動がとっくに終わったあと(パールハーバー後)だよ。
「黒人はキング牧師に免じてオッケー。ベトナム人とか中国人もまあいい。でも日本人はダメー!!なぜかというと、パールハーバーの件で、あいつら信用ならないし、低賃金でまじめに働くから自分たちの仕事がとられる」ということでのジャパンバッシングだったようだ。

いやぁ、まったくもってぬるい人生を送ってきた私、強制収容所 って言葉がもうショッキングすぎる。



内容(「BOOK」データベースより)
第二次世界大戦下、なぜ日系人だけが強制収容所においやられたのか。人種差別、偏見、平等、民主主義…アメリカ合衆国政府を相手に立ちあがった日系アメリカ人フレッド・コレマツの記録。
内容(「MARC」データベースより)
第二次世界大戦下、敵国であるドイツ系やイタリア系の人々はそのままだったのに、なぜ日系人だけが強制収容所においやられたのか。アメリカ合衆国政府を相手に立ち上がった日系アメリカ人フレッド・コレマツの記録。

--
コレマツさんは整形してスペイン系アメリカ人といつわって逃げていたそうだ。壮絶だなぁ。

パールハーバーが起きたとき、アメリカにいた日本人たちは、自分たちに怒りの矛先が向くことを恐れた。まあ、それは避けられないことで、上記のようにバッシングが起きたわけだが、それは、911のときのイスラム系アメリカ人とかぶる。
911のとき、これを授業で教わっている先生はアメリカにいて、数日前にニューヨーク行きをとりやめたそうだが(それにもびっくり)、当時アメリカでは、このこと(911)を、「2度目の(奇襲)」としきりに報道されていたんだって。2度目、つまり、「パールハーバー以来」ということで、アメリカ本土を攻撃したのは、そういえば、あれとこれの2回のみなんだな~ってしみじみわかる例だと。

それから、とりとめもなくすみませんけど(今更)、これで思ったのは、それでもアメリカは当時から日本の車にのってたわけで、日本の製品を広く使いながら、同時に日本を嫌ってもいる、っていう構図は、今の日本と中国みたい。中国産がどうこう、中国人がどうこう、と文句言うけれど、もう、中国なしでは日本はやっていけないんだよね。Suppose、生活からメイドインチャイナを取り除いたらどのようなことになるか。「日本に来ている中国人は大事にしなさい。(彼らは、金の人脈)」というようなことも、よく聞く。

まったく実に、平和って大事。
平和ってイイ!平和ってすべて!

ということで、今週、ときめいた文章。
(授業中、プリント見ながら隣の子に、「ここいい!ここ私、萌え!」とわざわざ指差し報告)

「平和な世界は、すべての集団が多様性の中で調和を保ち、非暴力を実践する能力と意志がない限り、実現できない。」
平和への道のり
 2000年ユネスコ平和教育賞受賞、アルバータ大学教授・Toh Swee-Hin(S. H. Toh)

異文化間の対立は、今日に始まったことではないが、武装化された社会を生み、平和の欠如と悲惨な暴力がはびこるという問題を引き起こす。大概、紛争の原因は文化の相違だけではなく、視野を広げてみると、資源や領土問題も関連していることが分かる。歴史的な公正の欠如、例えば先住民族の迫害等、が起因していることもある。先にも述べたが、近代化のパラダイムは先住民族は迫害され、彼らの存在は開発に伴う森林伐採や発電インフラの建設等の障害物とされた。

それ故に、平和の文化への第5の道は、異文化間の積極的な調和を促進するということであろう。平和な世界は、全ての集団が多様性の中で調和を保ち、非暴力を実践する能力と意志がない限り、実現できない。


いいねいいね~

なんか、そのときどきで、テーマというか、自分の神経の矢印がひとつのところに向くみたいなことがあるけど、今、「平和」が私のなかできてる。平和もえ

「正義」の授業はやってますよね。私は「正義」「対立解決」「平和」がこれからくると思います!(ドヤ顔)2010秋冬コレクション!

No comments:

Post a Comment