古本屋で突然、ハッピーマニアの愛蔵版と、バチッと音がするくらいに目があった。
これは連載当時に、当時のバイト先の先輩たちに
この漫画の主人公がおまえに似てるんだけど…
と教えてもらったのだった。
そして安野モヨコが今ほど有名じゃなかったから、わたしの同居人(当時素性が謎の友達と住んでた)が実は安野モヨコなんじゃないか(そしてわたしをモデルにこの漫画を描いてる)
という疑惑まで…。
今更、わたしなんかが念をおすまでもないがこの漫画超おもしろいので、わたしは一時期フィールヤングを発売日に買ってまで読んでた。
実に全編が、SATCでいうとバーガー編のような笑えなさ。面白い、面白いんだけど笑えないし、いたたまれずに早送りたい。
特に編集部に勤めてる、マリとフクちゃんとシゲタを三股かけたあいつ(いのち知らずな野郎だ…)、本気で嫌いだわ…。あとワイン屋の…誰だっけ既婚の、大和田さんだっけ…も… バーガーがかわいく見えるくらいムカつく。
ハッピーマニア執筆時の安野モヨコはほんとすごい。キレッキレ。
そしてキレキレすぎて、夢がない。
なにせタカハシ以外男が全員バーガー以上にムカつく。そして肝心のタカハシに夢がない。ビッグ不在なのだ。
そしてもちろんこっち(タカハシ)が現実だ。
ビッグみたいな人なんて現実にはいないのだ。
だけど、ハッピーマニアを読み返さないのはビッグが出てこないから、これにつきる。全部がバーガー編では読んでてツラくなるばかりだ。おまけに主人公がバカだなんて…
あぁ、そういえば作者、病んだよなぁ。
小耳に挟んではいたが、なんかしみじみと、こういう現実の捉え方を何年もしてたら…
(当時HMをギャグ漫画だと思って笑って読んでいたがそのことがしんじられない)
検索したら、だいぶ回復にむかわれているようでよかった。
漫画はハッピーマニアしかハマらなかったが、美人画報も、エッセイ(くいいじ)も、監督不行届も一応読んでるから、そこそこファンだと思うんだけど、本を大事にしないから、お風呂で読んだりしてすぐ捨てて読みたい時に買ってるんだよな。
今探したけどなかった。
はちみつかけて食べるピザ、おいしい
最近美味しくてびびったのがセブンイレブンの冷凍のたこ焼き。しかも170円。安い!
最近桃が安くなった。
いえに桃があると
今日帰ったら桃がある
桃がある
って、こころの拠り所になるようなスペシャル感があるけど、食べると、桃の味って、お菓子とかジュースの桃の香料そのまんまの味でちょっとがっかりする の繰り返し。
桃の香料ってリアル桃の再現度高すぎだよ。区別がつきませんよ。
そしてやっぱり言っておきたい、わたしはシゲタにすこしも似ていない。
昔はあんなだった(orあんな風に見られていた)のか、不思議だ。