Oct 20, 2023

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父は無事退院したもよう。よかったよかった。しかし、今は私から見ると年下のいとこが闘病中で親戚一同、苦しい胸中なのである。おばからすると息子だが、おばは長年の両親の介護が終わった矢先に今度は息子の病気が見つかるという…老いも病気も誰にでもやってくるけど、ちょっと順番が違うかな…
男の子が欲しかった父は甥たちをよくかわいがっていたので(1人娘は地元にまったく愛がないタイプで実家にも寄り付かない。なにせ最初に家を出たのは17歳。1人海外へ行きしばらく戻らなかった)、父もショックが大きい様子。

おばは、本人はとっても治療に前向きで明るくしてるのよ〜 みたいなこと言うけど、私たちの気が少し軽くなるだろうからそう言ってるだけで、本当のところはわからないよなぁ…
とりあえず私は献血しよ…、まだ前回から日が経たないからしばらくできないけど…

先日、そういう家族のあれこれで精神的に参っていた同僚に、瀬戸内寂聴先生のお悩み相談をすすめたところ(異次元空間に迷い込んでいたような、アスランちゃんの最後の日々と、お別れして最初の日々にひたすら聞いてた)、大反響(?)だった。寂聴先生のお悩み相談はちょっと他とは次元が違っていて、内容が相当ヘビーなわけです。
病弱で働けない夫の生活を長年支えてきた相談者がある日とうとう、”私にどこまで苦労させるの?” って夫にキレてしまう。翌日、夫は自死していた。”夫を殺したのは私です”
という回と
不倫相手の家に放火して、その火事で不倫相手の子どもが亡くなってしまった 
という回が本当に言葉もない感じで…
こんなつらすぎる相談に一体どんな答えがあるというの…と誰もが思いますよ。寂聴先生はすごすぎる。また、おたよりの読み手 兼 寂聴さんの聴き手みたいなアナウンサーの方の声もすばらしくて…

(ちなみに下の相談者が誰か、思いあたるところがありますね。そんな事件あんまり他にないだろうし。違ったらすみませんが)

私自身は軽薄で、人様から人生相談を受ける機会なんて皆無だが、もし相談されたら寂聴先生のYouTubeをおすすめして回答に変えさせていただこう…







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