冬休みになったらあれしてこれして…ってながらく考えてて、休みに入ったら日々短時間ずつ人に会ったり行きたいところに行ったりするが、数日すると飽きて、結局、自宅ファーストクラス(as known as ベッド)で積読の消化。
私は2022年も2021年もとてもがんばったわよ、タマぁ
むかーし、仕事終わりに同僚たちと”珈琲館のホットケーキたべて帰ろ☆”とかいって県道沿いの珈琲館に集まっていた。OLっぽい☆
珈琲館は、スポーツ新聞持った反○っぽいおじさんたちのオアシス、かつ、店長が仕込む、銅板で焼くホットケーキが激うま ということで有名であった。
そんな珈琲館をこよなく愛していた私であるが、久しぶりに頼んだホットケーキが、もう、全然好みじゃなくて、がっかりアンドびっくり。もったいないからバターとシロップとクリームでごまかしつつ食べきったけど。
これ仕込みの分量まちがえてるんじゃね?甘さがクドすぎる!と家に帰ってからググったら、絶賛する人のコメントの中に
黒糖のような香りがして…
みたいなのがあって、それだ!私、黒糖は黒糖そのものとヤマザキかなんかの黒糖ロール(中にバターが入ってる、ザ ジャンク)は好きなんだけどそれ以外、ダメなんだった。
私にとっては悲しいモデルチェンジであった。
珈琲館の思い出はけっこうあって、私がいつものように古本屋か図書館の帰りに1人で陰干しコーヒーとタバコと本を楽しんでいたところ、近くの席におばさんと非行少女(どう見ても親子ではない)がいた。少女はうつむいて暗い感じで、話している内容はわからなかったけど、最後に席をたつときにおばさんが
“おいしかったね(多分そのホットケーキ)、また、食べにこようね?”
と言って、少女が素直に、”うん”って多分精一杯明るくして答えてて、それがかわいくてかわいくて胸がいっぱいになった。
あぁ…行政の人なのかなぁ…先生?いや警察の人とか…?と思ったのを何十年も前のことなのに鮮明に覚えている。
あーあ、ホットケーキは、もうこれからは、ロイホにしよ…。