Nov 25, 2021

Its cover



硬派なシブいフォントの感じや、責任のあるお立場が故にいろんなことを考慮に入れなきゃならず、よって説明が長くなってしまう文章の感じなど、昔の人の本には本編以外にもたくさんの萌えポイントがある。本当に文法書っていい。なぜてんで力がつかないのが不思議に思う。(地頭がバカだからです)

誤訳モノがときおり流行っては、あんまり好きじゃないと思っていたが、それは、勝手に、公開処刑ニュアンスを感じていたらからだと思う。特定の書や翻訳者の名前を出して、こーんなに間違ってるんですよけしからんですねみたいな。
まあそういう本も中にはあったかもしれないが、誤りがあったからとて、名著は名著。誤り部分から、より深い理解を得よう。というのが、ジェネラルには、作者の意図なんだろう。

この本ジュンク堂でみかけて、読みたい、でも3000円高いな(値段なりの価値は充分あるともちろんわかる、単にこちらの生活レベルの問題。)と思いスマホに入れといて、あらためてネットで検索してまじまじと見てみると(ネットだと、表紙しかでてこないから)、この表紙…どういうことなの。すごい。
トマトの断面と、ナイフ…
なぜこの絵を英語の本の表紙にしようと思ったの。ごていねいにトマトに影までできて。
野菜の断面図がただひとつ、表紙にドーンて。
考えるほど謎で、しばらくジワジワした。

Amazonのレビューも読み応えがある。この本を出している大修館の英語専門誌を、気がむくと年間購読しているが、それのクエスチョンボックス(文法の質問コーナー)、好きなんだけど私は半分くらいしか理解できない。(でも、なにやら面白いのだけ伝わってくるこの不思議な感覚)
そこの回答者をされていたと書いてあって納得。

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