Aug 16, 2016

goddess

ここのところ、何つながりの誰と会っても(年下除く)、結局、みーんな、ゆとってる人たちの話になる。
でさ、みんな、口調とか口癖とか真似して話すじゃないですか、それが、何分野の人であっても、ハンコで押したようにみんな同じw

最近、よく1人になるからか、昔のことをふと思い出す。前の職場、大変だったなぁ…
本当になんであんなことしてたのか…
ストレスで体温は下がりっぱなし、腕を掻き壊してかさぶたからいつも血が滲んでいた。頭痛薬をラムネのように食べ、エナジードリンクで景気付けする毎日であった。
思い出したら吐き気がしてきた。
その日々を、いつもそばでやさしく、時には(わたしに対する上の仕打ちに)怒ってくれ、絶対的な味方になってくれた大先輩の女性がいた。
この人は、絶望的にやさしすぎて、若くてイケイケの万能感に酔ってるような層からは、そのやさしい仕事ぶりを"甘すぎる""お母さんじゃないんだから"とカゲで小馬鹿にするように批判されることもあったし(若造に何がわかる…まあ社会人なりたてのころは、やさしい年輩層をバカにして精神保つようなところあるよな)、わたしも少しは、"こんなにいろんなところにあんなに情をかけていたらもたないのでは…"と思ったこともある。でも人間良い時ばかりじゃない。弱ってる時、何もうまくいかない時、味方になって寄り添ってやさしいことしか言わない、そんな人がどれだけいる?
で、そうやって誰かに心に寄り添ってもらった記憶がその後どれだけ生きて働いていく勇気になることか。
やさしいのは甘いんじゃなくて、やさしいのはやっぱり強い。

わたしは契約の都合で、彼女ととうとうお別れすることになった。
デスクの片付けに行くと、門まで送ってくれて、振り返るといつまでも手を振ってくれていた。

その時には気づかなくてもあとから思えば"いつも味方になって、寄り添ってくれていた"と思われるような人って…すごい。しかも、わたしのような割とひねくれた考えをするタイプの人にまで…。人としてすごい。寄り添いタイプの励ましは、行動のスパンがうんざりするほど長いじゃないか。あ、でもその分、その後の効力も長いけど(この人のことは一生忘れない)。
わたしが新しく行く職場の泣き言ばかり言ってると、普段ほとんどわたしの言うこと全肯定の彼女が、"その仕事、絶対に断っちゃダメ" "(その環境にいたら)絶対に力がつくから" "腕を磨くときですよ!"と背中を押してくれた。
そうそうこの威力ね。普段受け止めてくれる人に、これだけはこうしなさいよ!と言われたら、人間素直に聞くわけよ…。ザ、教育的手法(?)!指導の実践(?)!!

なんか落とし所がないからここでおしまい。

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