教え子の、大学の卒業式に行ってきた。
幼いころから、自分ではどうしようもない事情でしなくてもいい苦労をたくさんしてきた子。
いろんな人や機関が関わって、やっと最低限の落ち着いた生活ができるようになったら、みるみる健康的になって、本来もっていただろう落ち着きや、あたたかさや、ユニークな表現力が日をおうごとにあふれるように出てきたのを目の当たりにした。こんなに変わるものかと…
自分でもさまざまな葛藤をのりこえて、置かれた状況を理解して、受け入れて、ある時からはいい意味で割り切って、独特のユーモアをまじえながらいろんな話を聞かせてくれた。
一生忘れられない子だ。
これからも彼女の人生に少しでもかかわれたら嬉しい。
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