May 26, 2018

Can I?




ブックオフでディグってて目に留まったこの本。シャーロットがAmazonで買ってそうな…

ここ数日ポーが読みたいのだけど、手に入らない。何年かに一度読みたくなってる気がするんだけど、愛読書!ってわけじゃないと思ってたから家においてない。だから読みたくなるたび探すはめに…ブックオフではみつからず、街の本屋だと岩波文庫は置いてないことが多く(岩波文庫は特別で、返品不可だから)…もう自分はポーが好きなんだと自覚し、買ったらなくさないようにしようと思う。
昨日はこれも岩波赤帯の、ギッシングのなんだっけ、なんとかかんとかの私記 みたいなのを読んだ。ソローの森の生活とかもそうだけど、本の中の田舎…アメリカの広大な大地、とか、イギリスの田園風景をつづったような本は好きでたまに読みたくなる。老人が孤独に自然の中を散歩しながら思索に耽り、夜に物を書くみたいな、そして、ある日ソファで亡くなっているみたいな話で、若い頃のロンドン貧乏屋根裏暮らしの回想とか、散歩中に見かけた植物の名前がたくさんでてきたりするところがよかった。同じようにおじいちゃんが散歩してる話だけど、ルソーと違って、創作で(結構若い時に書いたらしい)自然描写がメイン。自然描写といえば、フランスの「風車小屋だより」の、粉挽き小屋からお姫様と若者が星を見る話は美しかった。自分で星を見ていたかのように思い出す。絵のない絵本の、月と話す話とか…あぁ、良い!星とか月は、今わたしが玄関をでて見上げるより、本の中のほうがずっと美しい。

ネットで座敷わらしニュースを見て、何かを思い出しそう…ハーメルンの笛吹き男じゃなくて…としばらく考えてたら、あれですね、黒い目の子ども。アメリカの都市伝説の。家とか車に寄ってきて、家に入れて欲しい、車に乗せてほしいって言う、白目の無い子どもたち。座敷わらしのほうは、事件性のあるものじゃなかったみたいでよかった。

わたしも早く老後になって昼間散歩して地場産の野菜と果物買って帰って料理して美味しくたべて、夜になったら本読んでブログ書いて(やはり、何か書かないとねぇ…)寝て みたいな暮らしがしたい。長生きしたーい。



No comments:

Post a Comment