ネットしてるとこうやってこのマンガの広告がでてくる
これうまいよなー
児童相談所の職員の(が主人公の)マンガの広告もすごくそそるものだった。
で、これ凄く読みたいんだけど、クリックして買おうとすると、月額料金だと言われるわけ。
すぐに退会すればいいんだけど、だらしないわたしのこと、月額料金だけ知らない間に払ってることになりそうで躊躇しちゃう。
立ち読みやレビューをみるとあらすじはだいたいわかった。室蘭の遊郭なんて年号を見てみると、たいして昔のことじゃない。
わたしのおばあちゃんは生まれてたからせいぜい2世代前。2世代前はこんなこと(口減らしに娘を売る)が一部で行われており
わたしの父、つまりわたしの1ジェネレーション前の人間であるが、父はわたしが派遣社員をしていたら、
"人が人を道具に商売するなんてちょっと前ならありえない"
と呆れていた。まあ、人が人を右から左に動かしてお金が生まれるなんて人身売買のシステムなんだもんな。わたしはケロっとして気楽に楽しく働いてたけど。
(父は田舎の普通の人で別に意識が高いわけでもない)
三世代あまりの間に、日本て随分変わったのかもしれませんね。
のうのうと先進国の豊かさを享受して(あんまりその実感ないけど)まったく幸せものですね。
なにせ戦争があったのが1900年代だもの…ついこの間じゃん。宇多田ヒカルが生まれてデビューしたのだって1900年代だよ。
戦争があると、国のお金は武器に消えるから市民の生活は圧倒的に貧しくなる。空襲で火事になって、豊かな建築物とか紙モノの芸術があっという間に燃えてなくなってしまう。先代の叡智が無駄に消えるだけ。
英語学の授業で、大母音推移のことをやったとき、ノーマンコンクエストとかのゲルマン民族の大移動がでてきて、それから英文学の授業で古英語をかじるときにイギリス最古の書のベオウルフを使うんだけど、この頃の物語は口述で伝承されている。たぶん、北へ北へ攻めてこられてばっかりだったから、文化の伝承を紙やもので残しても、戦争で焼けちゃうからだろうね。
落語を見ても、それを感じる。落語って最小限の小道具しか必要とせずほぼ身一つでできる。芸はお弟子さんが継ぐ(?)口述伝承だなぁと思う。
わたしは仕事の時、ギアや紙ものなどの小道具をやたら持っていく。パソコンはもちろん、CDプレーヤー、ハンドアウト各種、ノートに本、andモア。
先輩の中には、ノート一冊とペンだけでどこにでも行く人がいる(最近絶滅気味)。
いつか、話がうまくなって、段取りや小ネタまで全て頭に入ったら、わたしもそうなりたいと一時期憧れたけど、もう日本では戦争は起こらない(はずな)ので、いろんなギアを装備してえっちらおっちら歩いていても身の危険もないし別にいいか。
あぁ、でも忘れちゃいけない、天災があるんだった。天災で燃えたり流されたりするのか。
やはり芸は身につけておくべきか。