猫ってとってもグロリアース
わたしの猫は、成猫の野良猫を餌付けして2006年に拉致してきたので、当初、家庭内野良で触れないこともあるかと腹括ってたのもあって、ベタベタの甘えん坊になっただけ良いと思ってるんですけど、甘えてくっついてくる(なにしろ人の顔めがけて甘える)ときに、人の手とかが動くのとかに反応しちゃって噛み付いてくるんだけど、それがここ何日か、手に穴があいて血がでるほど噛み付く。
猫にしつけはムダだからしないけど、でも考えたらシンクや火の回り(今の部屋にガステーブルはないんだけど)には絶対登らないように、ガムテープ貼ったり、登ろうとしたら水滴をかけたりしてしつけて、これは完全に成功してる。引っ越して部屋が変わっても、絶対シンクには登らない。物理的には軽々アクセスできるのにも関わらず。
噛み癖もなおらないものかなぁ…
保護して数年は、嬉しくて感極まると突然噛み付いてくる癖があったが、こちらが叫んだり痛がったりするからか、だんだんなくなってきたんだけどなー。お腹触ると猫キックするのも、これはそうするよう備わってるんだから(お腹には骨がないから、守ろうとする本能)、それを怒るのも筋違いだと思って気をつけてるんだけど、その威力もだんだん本気度が下がっている。
ご機嫌なときに、あんよをにぎにぎするときに爪がでちゃって、人の鎖骨やらお腹やら傷だらけなのは、もう慣れてるしあきらめている。すぐ治るし…
面白い本みつけた
喪失に対処する本
親の離婚、友人を失う、親の死、祖父母の死、ステップ父(血のつながらない親)と実母の間に新たに子どもが生まれた時、病気になったとき、とかの、人生の変化に対応する方法が書いてある。
例えば"引っ越しや移住"
のトピックでは
"私たちは二週間後に引っ越します。本当に悲しくなります。ここで生まれ育ってここを愛しています。去らなくてはならないことが信じられないです"
みたいな子どもの語りに対して
"住んでるところには安心感があるので、移住は辛い経験になり得ます"
そして
-引っ越しはストレス度合いとしてTOP5に入ること
-慣れしんだところを去るときには失うものがでかいこと
-友達やときには家族とも離れなくてはならない場合、さらに大変
だからきちんとさよならする時間を作ることが必要
なんだそうだ
で、具体例がいろいろあって、面白かったのが
"心に留めおけ。去るほうが、置いていかれるよりマシなこともあるんだ"。
なるほどそうかもね…
宇多田ちゃんのお母さんが亡くなった時、宇多田ちゃん側の対応がこう、ネットなんかで controversyだったんだけど、でわたしも葬式はした方がいいんじゃないかなぁと思ったんだけどなぜなら、葬式は遺族のためにもなるって側面があってそれは、やはり、嫌でも事実に向き合う時間を作ることができる、お別れを言えるから。この、認める時間をうやむやにしたままだと、グリーフステージの次に進むのが難しい気がする。
この本によると悲しみのステージは5つあって、
否定
怒り
交渉(なんでもするから元に戻りたいという取引をする、自分自身や信仰する神様とかに)
悲しみ
受容
とのことで、葬式のときには、ステージ1の、否定の段階であることが多くて受容どころじゃないと思うけど、でもどんなステージにいたとしても、順番が前後しても、通過しておいたほうがよくて、その経験は後に生きてくるんじゃないかと思う。
職場にアスペルガーだろうって人(本人は知らなくて受診してない)がいて、日々ものすごくストレスで、消耗して、話聞いたわたしが「その人アスペルガーなんじゃない」と言って、自分なりにネットでいろいろ調べて、本当だ!まさにこれだ!!と思って、その後、そのアスペルガーらしき人の話を長いスパンで聞くことになる(もちろん、わたし専門の勉強したわけではない)…というケースが、いくつかあって、わたしの友人の少なさにしてはかなり、高い確率
で、似たような心の動きを辿るわけ
1「どうしたらなおるのか」→治ると思ってる人が多いけど、アスペルガーは先天性のもので、病気じゃなくて障害なのだ
普通仕事で理不尽なことがあれば改善するためにいろんなことするだろうけど、その視点からの解決は諦めたほうがいい
2「ほんとに病気(じゃなくて障害だと思うけど)なんだとして、それなら、こんなに腹が立ってしまう自分はひどい人間なのではないか」→人が何を思ったって、近い友達に何を愚痴ったってその人の勝手である、何が悪いの
(実際に行動起こしてその人を陥れようだとか、あの人は病気だと周囲にいったり、そんなことは誰もしてない、ストレスの度合いや業務の滞り具合にしては管理職に相談すらしてなくてためこんでる)(ド素人のわたしに相談するほどだ)
と、同じことを繰り返し、言うことになる
わたしも経験あって一時期ボロボロになったからわかるけど、これはほんとに、周囲の理解(つまりみんなの消耗を最低までにするようなうまい仕組みを実際作る)がないとどうしようもない。1人ではどうこうする問題じゃないと思うのだ。
この間の英検の長文問題のなかに自閉症の話があって、自閉症の人は就職がむずかしい、こうこうこうな理由で、しかし、こういうことは得意で、社内でこういう仕事をするようになって活躍しているケースがある
みたいな話だった。
適材適所になるのが理想で、そういう風に変えるのは1人の力で変えるのはほんとに大変なことだと思う
心がきれいなのか単純なのか、わたしはそういう人好きで友達になる人はそういう側面をもった人が多いですけど、差別的な心、偏見は誰にでもあるんだからそんなことにギルティに思うことない。
たまに
スイス(or whatever, どっか外国)にはいじめはないんだって!
日本最悪!
みたいな発言みるけど、ないわけないじゃん!いじめってワードがないだけだろと思う。
人が2名以上いるところに権力の構造が生まれないわけないじゃないか。
では、次回、差別と偏見からみた社会システムと個人について書きたいと思います。
わたしが笑 クスクス
ワイのブログだ、勝手だろ!